紫外線対策を食べ物から

気づけば夏も過ぎ去り、少しは日差しも落ち着いては来ましたが、お出かけにばっちりのシーズン、まだまだ紫外線に油断はできません。

 

日焼け止めはもちろん、日傘や帽子での対策など様々な方面からの対策が必要ですが、加えて必須だなと思っているのが、食べ物でも紫外線対策を意識することです。

旬の食材を食べることは、季節を感じさせてくれると同時に栄養価が高く体にも良い働きをしてくれるので非常に理にかなっています。

 

夏が旬の野菜たちは嬉しいことに紫外線対策に効果を発揮してくれるのです。

生で食べるトマトや茹でるだけのトウモロコシ、焼くだけで美味しいナスなど調理も簡単で素材の味そのものを楽しめる食材が多いですよね。

外で一日中紫外線に晒されている夏野菜たちは、色素を増やすことで自身を守ります。その色素というのが、抗酸化物質のことなのです。

 

紫外線から肌を守ってくれる嬉しい野菜についていくつかピックアップしてみます。

①トマトのリコピン

一般的にも知名度の高いトマトのリコピン

トマトのあの鮮やかな赤こそがリコピンの色素です。

非常に強い抗酸化作用を持ち、紫外線による肌へのダメージを予防してくれます。

②ナスのナスニン

こちらもトマト同様、高い抗酸化作用があります。

ナスの皮のあの紫色の色素こそがナスニンです。

紫外線によって体内では活性酸素が生み出されます。そこでナスニンなど抗酸化作用のある食材を摂ることにより、紫外線がもたらす肌の老化現象を打ち消してくれます。

 

ほかにもトウモロコシやオクラ、ズッキーニ等々、夏野菜には紫外線による光老化を打ち消してくれる嬉しい栄養素が含まれています。

まだまだいただける夏が旬の野菜もありますし、年中手に入るおいしい野菜を楽しみながら体の内側からの紫外線対策も抜かりなく!