疲労回復におすすめの黒ニンニクはアンチエイジング効果にも期待
黒ニンニクってご存じでしょうか。
普通の白いニンニクを、一定の温度や湿度を保った状態で熟成させたニンニクです。
熟成させることによって、黒い色に変化し、味や食感が変化しています。
私は友人から頂いたのをきっかけに、黒ニンニクを食べ始めました。
普通のニンニクは、辛みがとても強く、匂いも強烈で、生のままで食べることはほとんどありません。
韓国風のナムルを作る時に、生のニンニクをほんの少し入れるくらいでしょうか。
その点黒ニンニクは、辛みは全くなく、味はフルーティと言えるような甘みがあります。
この甘みが食べると後を引いて、ニンニク2片も3片も一度に食べたくなりますよ。
食べたことの無い方は「にんにくに甘み?」と、想像が難しいかもしれませんがイメージとしては、レーズンの甘みに近いかな。
但し、いくら刺激が無く甘みがあって食べやすいと言っても、ニンニクです。
1日に1片~2片が適量だそうです。
食べ過ぎると、人によっては胃もたれや胸焼けを起こすことがあるようなので、注意が必要ですね。
私は体質に合っているのか、胃もたれや胸焼けを起こしたことはありませんが、食べ過ぎないように気をつけています。
私が黒ニンニクを食べるのは、甘みのあるおいしさもありますが、食べていると疲れを感じにくくなるからです。
若い頃は仕事が立て込んでいて残業続きでも、帰宅してぐっすり寝れば疲れは翌日に持ち越しませんでした。
しかし、30代後半になった頃からでしょうか。
ぐっすり寝ても疲れが取り切れず、翌日に持ち越していることが多くなってきたように思います。
病気では無いけれど蓄積した疲れが気になっていた時に、試しに黒ニンニクを食べ続けてみました。
すると、翌日に疲れを持ち越さない、疲れにくくなったように感じました。
それからは、仕事が忙しいなどで疲れを感じる時に集中的に黒ニンニクを食べています。
生活のパートナーといった感じですね。
黒ニンニクの栄養について調べてみると、発酵によって、栄養成分もアルギニンが約3倍、総ポリフェノールが約6倍、アミノ酸各種が約7倍と変化しているそうです。
アルギニンは疲労回復に効果を発揮し、免疫力を高める、コラーゲンの生成を促すなどの効果があります。
また、ポリフェノールは抗酸化作用があると知られている成分です。老化現象の原因と言われている活性酸素を除去する働きがあるとされているそうです。
疲労回復に効果があるだけでは無く、アンチエイジング対策にもなるのがうれしいですね。
私はニンニクの産地で作っている黒ニンニクをお取り寄せしていますが、スーパーの野菜売り場コーナーでも黒ニンニクを売っていますよ。
まだ食べたことの無い方は、一度試してみてはいかがでしょう?