茶色い炭水化物の話

茶色い炭水化物と聞くとなんだろうと思いませんか?

茶色のおかずといえば唐揚げ、とんかつ、ハンバーグとダイエットの大敵というイメージがありますよね。

また、炭水化物といえば白米や食パンなど白いものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

白米や小麦から作られた白いパンの他にもラーメンやうどん、パスタなども白い炭水化物に分類されるものです。

 

一方、茶色い炭水化物とは精製されていない炭水化物のことです。

お米であれば玄米、パンであれば全粒粉を使ったパンです。

 

本日はこの茶色い炭水化物がもたらしてくれる美容に嬉しい働きについてお伝えしたいと思います。

また、茶色い炭水化物の中でも一番馴染みのあるお米について考えます。

 

玄米が体に良いものという認識はありますが、そもそも玄米と白米って何が違うのでしょうか。

先ほどもお伝えしたように玄米は精製されていないお米を指します。

玄米は一番外側にあるもみ殻だけを取り除いたもので、白米では取り除かれている胚芽ともみ層(果皮と種皮、糊粉層)が残っている状態のものです。

この胚芽やもみ層にこそ栄養が詰まっていて、鉄分、マグネシウム亜鉛、ビタミンなどが含まれています。

つまり白米は栄養の観点から言えば、大事な栄養素を取り除いてしまった状態なのです。

 

玄米の中で美肌効果がある成分は、

ビタミンB1(肌や皮膚の健康維持)

・ビタミンE(老化防止やシミ予防)

フィチン酸(老化遅延効果)

などが挙げられます。

 

主食であるお米を玄米に変えるだけで美肌づくりができると思うと、かなり大きな効果が期待できます。

茶色い炭水化物にもオートミールだったり、全粒粉を使った麺類やパンなどさまざまな食材がありますが、まずは一番身近なお米の代わりになる玄米から取り入れてみてはいかがでしょうか。